
当グループでは、約1,200頭の褐毛和種(あか牛)を飼育しています。
熊本県で飼育されている和牛の一種で、正式には「褐毛和種(あか牛)」と呼ばれます。「和牛」の中で「あか牛」の属する「褐毛和種」の国内流通量は、令和5年度では僅か1.2%です。
※参考:「牛個体識別全国データベース」家畜改良センター
褐毛和種(あか牛)の祖先は、元々日本にいた在来牛(日本固有の牛)です。1900年代初頭(明治末期)に、日本の在来牛とシンメンタール種(スイス原産の牛)を交配し、改良を進めました。これにより、筋肉質で赤身が多く、適度な脂肪を持つ牛が誕生しました。
1944年(昭和19年)、全国の牛の品種を統一する動きの中で、「褐毛和種(あか牛)」として正式に和牛の一種に認定されました。